BO-BO-!コーティングの保護性能を検証する為に我々は第三者機関に鉛筆硬度試験及びグラベロ試験という形で検証依頼を行いました。
(検証機関:JFEテクノリサーチ株式会社)
1.試験方法
鉛筆硬度測定
JIS K 5600-5-4 に準拠した鉛筆法による引っかき硬度の測定を行った。
鉛筆硬度試験装置および鉛筆の外観写真を写真1に示す。

鉛筆硬度試験
コーティング無し
コーティングあり
※動画に音声は含まれておりません
グラベロ試験
コーティングの有無による耐衝撃性を、グラベロ試験にて評価した。
下記の条件でグラベロ試験を実施し、試験後に各サンプルの試験面に対し、割れの有無、傷つきの状態を目視で観察した。
グラベロ試験装置の外観写真を写真2に示す。

試験距離 | 350 mm |
---|---|
射出空気圧 | 0.2 MPa (射出される砕石の速度:約30~40.km/h |
射出角度 | 90°(サンプルに対して垂直に射出) |
射出物 | 玄武岩6号砕石100 g |
試験温度 | 室温 |
グラベロ試験
コーティング無し
コーティングあり
※動画に音声は含まれておりません
2.試験結果
鉛筆硬度測定
鉛筆硬度測定を実施した結果を右記に示す。鉛筆硬度は10Hであった。
結果は、硬度試験をある硬度で2回実施した際に、2回とも素材の凹みや削り屑が見られない鉛筆硬度を、硬度とした。
処理内容 | 結果 |
---|---|
コーティングあり | 10H |
グラベロ試験
グラベロ試験を実施した結果、コーティングが施されたサンプルでは、ディスプレイに割れは見られなかったが、コーティングが施されていないサンプルでは、割れが見られた。
コーティングによる耐衝撃性の向上が確認された。
コーティング有無 | 試験結果 |
---|---|
コーティングあり | 割れなし |
コーティング無り | 割れあり |
